転職エージェントに登録する前に知るべきポイント!【狩猟型には要注意】

転職エージェントへの登録前に知っておくべきポイント9選【狩猟型には要注意!】

知らないと損!登録“”に転職エージェントの基礎知識を身に付けておこう!

悩む女性
悩む女性

転職エージェントに転職を急かされないか不安だわ・・・。

悩む男性
悩む男性

転職活動を始める前に何か準備しておいた方が良いことってあるのかな・・・?

転職を検討していたり転職エージェントに登録するか迷われている人の中には、上記のような疑問や不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?

ちるとも
ちるとも

僕も初めて転職を考えだしたときは、転職エージェントについてほぼ何も知らない状態でした。。。

そこで本記事では、転職エージェントに登録する“”に知っておくべき重要なポイントを網羅的に解説します。

人材紹介サービスの実態や転職エージェントのビジネスモデル、そして転職の難易度についても深く掘り下げていきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • 転職を成功させるための事前知識を身につけたい人
  • 転職活動をするのが初めてで不安な人
  • 転職エージェントの選び方に悩んでいる人
  • 短期間で効率良く転職活動を進めたい人
  • 一度転職エージェントを使って失敗した経験がある人

そしてこの記事を読んでいただくことで、人材紹介サービスの業界動向や種類、転職エージェントのビジネスモデルとそのリスクについて学ぶことができます。

ちるとも
ちるとも

転職エージェントを利用して合計150万円以上の年収アップを実現した僕が、転職活動前に絶対知っておいてほしいポイントをギュッとまとめました!

より効率的に転職活動を進めるための知識を手に入れ、自信を持ってキャリアアップへの第一歩を踏み出しましょう!

目次

人材紹介サービスについて

悩む男性
悩む男性

そもそも人材紹介サービスってどんなサービスなの?

悩む女性
悩む女性

転職するには、やっぱり転職エージェント一択なのかな・・・。

転職を検討する際、転職エージェント以外にも様々なサービスを活用することができます。

最初に、現在の人材紹介サービスの実態についての基礎知識を学んでおきましょう。

ちるとも
ちるとも

採用する側(=企業)の考え方や採用方法について知っておくことで、皆さんの転職活動をより効率的に進めることができますよ!

人材紹介会社の実態

厚生労働省によると、日本国内の職業紹介事業所数は毎年増加の一途をたどっています。

職業紹介事業所数は全国で約28,000社存在(2021年時点)しており、毎年約1,000社の新しい職業紹介事業所が開設されています。(下図)

しかし、その裏では同じくらいの数の事業所が閉鎖されていることも明らかになっています。

この数字からわかるのは、人材紹介業界は非常に競争が激しく、新しい企業が次々と参入してくる一方で、持続的な経営が難しいという実態が存在しているということです。

ちるとも
ちるとも

人材紹介業は初期費用が少ないため参入障壁が低く、その分競争が熾烈になっています!

これは20代の皆さんが転職を考える際に、どの紹介サービスを選ぶかという選択が非常に重要であることを示唆しています。

適切な人材紹介サービスを利用するためには、事前にその実態や評判をしっかりと把握することが求められます。

特にこれからのキャリアを築いていく20代の皆さんにとって、適切な情報を元に適切なサービスを選ぶことは非常に大切なことなのです。

人材紹介サービスの種類

では具体的に人材紹介サービスにはどのような種類があるのでしょうか?

ここでは、「直接採用」「紹介事業者からの採用」の2種類に分けてご説明します。

それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解して、ご自身のニーズに合ったサービスを選択していきましょう!

直接採用

直接採用は、企業が自らのリソースを活用して行う採用方法を指します。

直接採用の種類としては、

  • 転職サイト
  • 自社の採用HP
  • 企業主催の採用イベント

などが代表的な例として挙げられます。

ちるとも
ちるとも

転職サイトについては、転職経験者の28%、すなわち約4人に1人が転職で利用したと回答しています!(下図)

出典:転職サイト比較Plus

これらの方法の最大の特徴は、第三者を介さずに企業と直接コミュニケーションを取ることができる点です。

これにより求職者自身の意欲や魅力を直接アピールする機会が増えるとともに、企業側もその人の実力や適性を直接確認することができるため、双方にとってメリットが大きいと言えます。

ただし、この方法を利用する際は十分なリサーチや事前準備が必要となるため注意が必要です。

ちるとも
ちるとも

企業情報をしっかりと把握し、自分の強みや適性を正確に伝えることが成功への鍵となります!

紹介事業者からの採用

紹介事業者には、企業側が無料で利用できるハローワークや商工会議所、また有料の転職エージェントなどがあります。

ちるとも
ちるとも

なお、転職エージェントも有料なのは企業側のみで、利用者(求職者)側は基本的に完全無料です!

それぞれの特徴は以下の通りです。

ハローワーク

全国的に存在する公的な機関で、2021年の新規求職申込件数は約450万人(下図)。

中でも20代の利用者数が増加しており、その割合は全体の約20%を占めています。

出典:厚生労働省『公共職業安定所の主な取組と実績』

商工会議所

地域の産業振興を目的としていますが、地域の中小企業の採用支援を中心に行っています。

実際、全国商工会議所連合会のデータによれば、年間約1万人の求職者が商工会議所を通じて職を見つけています。

転職エージェント

転職を希望する人と求人企業を結びつけるサービス。

近年の調査で、転職エージェントを利用した20代の成功率は約70%となっています。

これらの紹介事業者を利用する際のメリットは、ターゲットとする業界や企業に精通した「転職のプロ」のサポートを受けられるところにあります。

しかし、紹介企業の選択や面接の方法など細かな点でサービス内容が異なるため、自分のニーズに合ったサービスを選ぶことが大切です。

ちるとも
ちるとも

各組織の特色や提供サービスを理解し、ご自身のニーズに合わせて選択することが大切です!

転職の難易度について

悩む女性
悩む女性

いつ転職すべきなのか、判断基準がわかりません・・・。

悩む男性
悩む男性

どんな企業だと内定を獲得しやすいんだろう・・・。

転職活動を検討している人の中には、上記のようなお悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?

ここでは転職活動を始めるにあたって重要な、転職の難易度について解説します。

ちるとも
ちるとも

転職はタイミングも重要な要素です。チャンスを逃さないように、今のうちから重要ポイントをインプットしておきましょう!

若い人ほど転職難易度は低め

20代のみなさん、転職を考えているなら今がチャンスです!

厚生労働省のデータによると、転職希望者に占める転職就業者の割合は年齢が若いほうが高く、40代~50代は低い傾向が見られます。(下図)

出典:厚生労働省『中途採用に係る現状等について』p.20

ちるとも
ちるとも

40~50代では30~40%ほどなのに対して、20代では50%を超えていることがわかりますね!

なぜ20代が転職しやすいのかというと、主に以下の理由が考えられます。

20代が転職しやすい理由
  • スキルの柔軟性
    20代の若い人は、新しい技術や業界知識を習得しやすい
  • キャリアの選択肢
    特定の職種や業界に縛られることなく、20代の若いうちから様々な経験を積むことができる

このように、若いうちは転職市場での競争力が高いと言えます。

将来のキャリアビジョンを明確に持ち、そのための手段として転職を選択していくことが大切です。

売り手市場の時期ほど転職難易度は低め

年齢だけでなく、転職時期の選び方も重要なポイントとなります。

売り手市場とは、求人数が求職者数を上回る状態を指します。

このような時期には企業が新しい人材を獲得するための競争が激しくなるため、転職する側の立場が強まります

ちるとも
ちるとも

実際、売り手市場の時期には転職成功率が5%も高まるとも言われています!

このように、転職活動を開始する際の転職市場の状態によっても皆さんの転職成功確率が変わってくるのです。

転職を考えている際は、市場の動向をしっかりとチェックし、自分に有利な時期を見極めることが大切です。

ちるとも
ちるとも

ちなみに2023年現在は“超”売り手市場です。そのため、転職するなら今が大チャンスです!

積極的に中途採用を行っている企業の特徴

年齢や転職市場の動向も重要ですが、それぞれの企業によっても転職の難易度に大きな違いがあります。

現在の転職市場においては、中途採用を積極的に行っている企業が増加していますが、そのような企業にはどのような特徴があるのでしょうか?

まず、企業規模別の中途採用割合を見てみると、従業員数が少ない企業ほど高い傾向にあり、30名未満の企業では90%近くに達しています。(下図)

ちるとも
ちるとも

中小企業・ベンチャー・スタートアップ企業では中途採用を積極的に行っているようですね!

出典:厚生労働省『中途採用に係る現状等について』p.7

次に、中途採用を積極的に行っている企業に限定して見ていきます。

まず、約70%の企業が「人材の多様性を重視している」とされています。

多様性を活かし、新しい価値観やスキルを取り入れることで、イノベーションを起こすための土壌を整えていると言えます。

また、約60%の企業が「社内教育・研修制度が充実している」とのデータが出ています。

これは、組織に新しく参加する中途社員に対して、しっかりとしたオンボーディングを提供し、早期に組織に馴染んでもらいたいという意識が背景にあると考えられます。

最後に、半数以上の企業が「柔軟な働き方を導入している」と報告されています。

これにより、従業員のワークライフバランスが取りやすくなり、新たな人材の獲得だけでなく既存の人材の定着率も上がっています。

転職を検討する際には、こうしたポイントをしっかりとチェックし、自分に合った企業を見つける手助けとしてください。

ちるとも
ちるとも

ただし、これらの特徴を満たす企業を自力で探すのは非常に大変です。そのため、転職エージェントを活用していくのがおすすめです!

転職エージェントについて

悩む男性
悩む男性

何で転職エージェントって無料で使えるの?

悩む女性
悩む女性

転職エージェントの悪い評判をよく耳にします・・・。

転職エージェントを利用する前に、転職エージェントの収益モデルや利用上の注意点について確認しておきましょう。

ちるとも
ちるとも

なお、具体的な転職エージェントの特徴について知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください!

転職エージェントのビジネスモデル

転職エージェントを利用する際、「基本的に全サービス無料で利用できる」ということに驚く人も多いかもしれません。

無料が成り立つ理由は、転職エージェントの主なビジネスモデルが「成功報酬型」のためです。

成功報酬型のビジネスモデルでは、エージェントが求職者を企業に紹介し、その紹介が成功して求職者が企業に入社すると企業からエージェントに報酬が支払われます。

この成功報酬の平均は、紹介した求職者の年収の30~35%程度とされています。

つまり、例えば年収500万円の求職者を紹介して転職に成功すれば、エージェントには約150万円の報酬が支払われることになります。

このビジネスモデルによって、皆さんのような求職者がエージェントのサービスを無料で受けられるのです。

ちるとも
ちるとも

エージェントは転職させて初めて売上が立つため、無理やり転職させようとしてくるエージェントには充分注意しましょう!

総合型エージェントと特化型エージェント

転職エージェントを選ぶ際、知っておきたいのが「総合型」と「特化型」という2つの大きなカテゴリです。

これらの違いを理解することで、あなたのキャリアに最適なエージェントを選ぶ手助けとなります。

総合型エージェントは、文字通り多岐にわたる職種・業種を取り扱っています。全国の転職エージェントのおよそ7割が総合型で、幅広い求人を保有しているのが特徴です。

これに対して、特化型エージェントは特定の業界や職種に焦点を当てたサービスを提供しています。

例えば、IT専門や医療専門など、その分野の深い知識やネットワークを持つことが強みとなります。

総合型を選ぶ一番のメリットは、多種多様な求人から選べることです。

一方で特化型は、特定の業界に強く、その業界の動向や企業の詳細情報などを詳しく知っているため、深いアドバイスが期待できるのが魅力の1つです。

ご自身のキャリアや希望に合わせて適切な転職エージェントを利用することが、転職成功への近道となります。

ちるとも
ちるとも

おすすめの総合型エージェントと特化型エージェントについては、以下の記事で詳しく解説しています!

最もおすすめされやすいのが「年収ダウンの転職」

転職エージェントを使って転職活動を行う際、最もおすすめされやすいのが「年収の下がる転職」です。

エージェントが年収ダウンの転職をおすすめする一番の理由は、転職の成功確率を高めるためです。

年収が下がる求人の方が内定を獲得しやすく、その企業に求職者を入社させることでエージェントは企業から報酬を得ることができます。

しかし、これはあくまでエージェント側の都合であり、皆さんにとって良い転職活動とは言えないでしょう。

ちるとも
ちるとも

基本的に年収ダウンの転職はおすすめできません!その理由については以下の記事で詳しく解説しています。

ご自身の価値観や目的をしっかりと持ち、年収アップの転職を目指していきましょう。

ちるとも
ちるとも

もし年収が下がる求人ばかりを紹介してきた場合、そのエージェントは利用をやめてしまった方が良いかなと思います!

狩猟型(求人横流し型)には要注意

転職エージェントのタイプは多種多様ですが、中でも「狩猟型」や「求人横流し型」と呼ばれるエージェントには特に注意が必要です。

「狩猟型」のエージェントは、保有求人をできるだけ多くの求職者にひたすら紹介する傾向にあります。

そのため、個々の求職者のニーズやキャリアビジョンをしっかりと把握することなく提案をしてきます。

結果として、求職者が真に求めるポジションや環境とは異なる求人を紹介されるリスクが高まります。

このようなエージェントの特徴は、同じ求人情報を多数の求職者に一斉送信する行動や、個人の希望や条件を十分にヒアリングせずに求人を押し付けるスタンスに現れます。

ちるとも
ちるとも

利用中に「狩猟型エージェントかも?」と思われたら、そのエージェントの利用はやめて別のエージェントに変えることをおすすめします!

転職は人生の大きな節目です。だからこそ、あなたのキャリアや価値観を理解して真摯にサポートしてくれるエージェントを選ぶことが不可欠です。

狩猟型エージェントには注意しつつ、信頼できるエージェントとの関係を築き上げていきましょう。

【まとめ】事前に知識武装して、自分に合った転職エージェントを活用しよう!

この記事では、転職エージェントに登録する“前”に知っておくべき重要ポイントについてご紹介してきました。

転職は一人の力だけでは難しく、時にはプロのアドバイスやサポートが欠かせません。

この記事を通して、人材紹介サービスの基礎知識や転職エージェントのビジネスモデル、利用する際に注意すべきポイントなど、多くの情報をインプットできたと思います。

20代のあなたが新しいステージへ踏み出すために、転職エージェントは強力な味方となり得ます。

しかし、利用目的はあくまで「自分のキャリアのパートナーを見つけること」です。

正しい知識を持つことで、あなたのキャリアを最大限サポートしてくれる最適なパートナーを見つけることができるでしょう。

ちるとも
ちるとも

転職エージェントを正しく活用して転職活動を進めていくことで、皆さんが転職で成功されることを心から願っています!

~転職で人生に“くつろぎ”を~

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ちるとも
ちるとも

本記事を読んで転職エージェントに関する知識を身に付けた人は、以下でご紹介している「おすすめ転職エージェントランキング」もぜひご覧ください!

転職エージェントへの登録前に知っておくべきポイント9選【狩猟型には要注意!】

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この記事を書いた人

【転職で人生に“くつろぎ”を】
20代のIT企業社員です!📈
転職はすでに2回経験しており、
✅年収150万円以上アップの転職
✅未経験業界・未経験職種への転職
✅同一業界・同一職種への転職
✅退職してから転職活動
✅ハローワークで失業手当を申請
✅働きながら転職活動
✅転職活動をしたが、状況を考えて転職の延期を決意
✅相談目的のみで転職エージェントを利用
✅面接合格率:75%以上
などなど、様々な経験をしてきました。
本サイトでは、僕の経験や知識をもとに20代の転職活動に役立つ情報を発信しています!📝

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