【Tableau 2025.3】主な新機能をご紹介!<カスタムカラーパレット、カスタムドメインetc…>

この記事では、2025年12月にリリースされたTableau 2025.3の主な新機能について詳しくご紹介します。
現役のTableauデータアナリストである筆者が、Tableau初心者の人でも分かりやすいように解説しています。
Tableauはデータ分析やビジュアライゼーションの強力なツールとして広く使われていますが、2025.3ではさらにその機能が強化されました。
- Tableau 2025.3の新機能について知りたいTableauユーザー
- これからTableauを導入・利用しようと考えている人
- 業務でTableauを使う「データアナリスト」という職種に興味がある人
ちるとも僕自身の所感も交えて紹介しているので、ぜひ気軽に最新情報をチェックしてみてください!
Tableauのスキルを向上させる最も効率的な方法は、実務経験を積むことです。
そのため、スキルアップが見込める会社に転職をしてTableauに関する様々なプロジェクトを経験していくのがおすすめ。



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Tableau Desktop【2025.3新機能】


まず初めに、Tableau Desktopに関する主なアップデート情報です。
カスタムカラーパレット(Custom Color Palettes)


Tableau Desktop内で直接カスタムカラーパレットを作成できるようになりました。
今までは、Tableauが用意しているデフォルトのカラーパレットからしか選ぶことができませんでしたが、今回のアップデートにより自社ブランドの一貫性を保てるようになります。
また、カスタムカラーパレットは設定ファイルに保存されるため、別のワークブックでも同じカラーパレットを使用できます。



ワークブック間で色のバラツキが減り、今まで以上に統一感のあるTableauダッシュボードを作れそうですね!
Viz拡張機能の改善(Viz Extension Improvements)
以前から利用可能となっている、
- Tableauテーブル
- サンキーチャート
の2つの拡張機能に関するアップデートです。
今まで以上に、Viz作成時の柔軟性とコントロール性が向上しました。
具体的には、
Tableauテーブル
- 列フィルターのエクスペリエンスが向上
- テーブル全体のnull値の表示を一括でカスタマイズ
サンキーチャート
- ラベルやカラーマッピングコントロールの強化
などの改善が行われました。
ラジアルビズ拡張機能の追加(Radial Viz Extension)
拡張機能を使うことで、ドーナツチャートやサンバーストチャートなどの「ラジアルビズ(Radial Viz)」を簡単に作成できるようになりました。
今までは、
- 多くの計算フィールドを作り、
- 複雑な計算ロジックを構築し、
- マップなどのグラフタイプに変更して作成
をしていたため、非常に多くの時間を要していました。
しかし、拡張機能が追加されたことにより、今後はドラッグ&ドロップ操作で簡単にグラフを作成できるようになるでしょう。
Tableau Prep【2025.3 新機能】


続いて、Tableau Prepに関するアップデート情報です。
Databricks への書き込み(Write to Databricks)
Prepでのデータ出力先に、 今話題のデータレイクの「Databricks」が追加されました。
Databricksを使用しているPrepユーザーも増えてきているため、フロー出力をDatabricksデータベースに直接書き込むことで、時間と労力を節約できるようになるでしょう。
Tableau Cloud【2025.3 新機能】
続いて、Tableau Cloudに関するアップデート情報です。
信頼できる拡張機能(Trusted Extensions)
拡張機能の許可/ブロックの設定ができるようになりました。
Tableau Cloudの設定>拡張をクリックすると下図のような画面になります。


ここで、拡張機能の実行を許可またはブロックするための新しい設定を利用できます。
なお、新しい青いチェックマークバッジが付いた拡張機能はTableau公式またはTableau社が認定しているサードパーティー製の拡張機能であり、信頼できるでしょう。
カスタムドメイン(Custom Domains)
Tableau Cloudのサイト名(URL)に、カスタムドメインを設定できるようになりました。
今までは、https://prod-apnortheast-a.online.tableau.com/#/site/(サイト名)/~のように、必ずonline.tableau のような羅列が必要でしたが、この部分をご自身の会社名やブランド名などに変更できます。
これにより、URLを埋め込む際、サードパーティ製のCookieを使用する必要がなくなり、かつシンプルで覚えやすいURLを利用できるようになります。
Tableau Public【2025.3 新機能】
続いて、Tableau Publicに関するアップデート情報です。
Tableau Public で反応を見る(View Reactions on Tableau Public)
Tableau Publicで、新しい絵文字リアクションを使えるようになりました。
今までは「お気に入り(☆)」しかできませんでしたが、SlackやTeamsといったチャットのような感覚でVizにリアクションができるようになるでしょう。
Viz作成者と閲覧者、双方にとってUXが向上しそうですね。



なおこの機能は、 Tableauユーザーが「この機能ほしい!」を自由に投稿できるIdea Exchangeの声から実装されたようです!
Tableau Pulse【2025.3 新機能】
続いて、Tableau Pulseに関するアップデート情報です。
ダイジェストの頻度をカスタマイズ(Customize Digest Frequency)
ダイジェスト配信をカスタマイズしましょう。
毎週または毎月のダイジェスト配信の曜日を指定して、最も役立つタイミングでインサイトを確実にお届けします。
まとめ
以上、Tableau 2025.3の主な新機能について解説してきました。
Tableauはアップデート頻度が年3回あり、これからもまだまだ新たな機能が追加されていくと思います。
Tableauの今後の新機能も非常に楽しみですね。



Tableauに置いていかれないように、皆さんも積極的に新機能のインプットをしていきましょう!
これからTableauをより一層使いこなしていきたい人は、今すぐ転職エージェントに登録してスキルアップが見込める会社への転職を検討しましょう。



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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!














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