Tableauのパラメーターを使って「すべて」を選択する方法【Tableauノウハウ】

Tableauのパラメーターを使って「すべて」を選択する方法【Tableauノウハウ】

Tableauのダッシュボードタイトルを動的に変更したいと思った時、普通のフィルターだと挿入ができず困った経験はないでしょうか?

また、フィルターではなくパラメーターであれば挿入できるものの、パラメーターは基本的に単一選択のため「すべて」のような表現は難しいでしょう。

そこでこの記事では、パラメーターを使って「すべて」を選択する方法をご紹介します。

この記事はこんな人におすすめ
  • パラメーターを使って「すべて」を選択する方法を知りたい人
  • Tableauの新たな技術の習得をしたい人
  • 業務でTableauを使う「データアナリスト」という職種に興味がある人
ちるとも

この記事を参考に、Tableauのパラメーターで簡単に「すべて」を選択できるようにしていきましょう!

【おすすめ】Tableauのスキルアップ方法

Tableauのスキルを向上させる最も効率的な方法は、実務経験を積むことです。

そのため、スキルアップが見込める会社に転職をしてTableauに関する様々なプロジェクトを経験していくのがおすすめ。

ちるとも

事業会社よりも、データ分析のコンサルティング会社への転職の方がおすすめですよ!

一方、まずは独学でスキルアップしたいという人は、『Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック』▼を1冊買って勉強しておくと良いでしょう。

ちるとも

現役データアナリストの僕が厳選したデータ分析におすすめの書籍については、以下▼の記事も参考にしてみてくださいね!

\ Tableauでキャリアアップしませんか? /

この記事を書いている人
  • 現役データアナリスト
  • 累計10社以上の転職エージェントを活用
  • 未経験からのデータアナリスト転職で年収108万円以上アップ
  • 昇給も含め、たった2年半で年収256万円アップに成功
  • フルリモート&フレックスで毎日楽しく働いている

>>プロフィール詳細はこちら

目次

完成イメージ

完成イメージは上図のとおりです。

サブカテゴリ選択用のパラメーターで「すべて」を選択すると、ダッシュボードタイトルに「すべて」が表示され、各シートのデータもすべて(何も絞っていない状態)になりました。

ちるとも

Tableau Publicにも完成形を公開していますので、是非あわせてご覧ください!

出典:Tableau Public(ちるとも)

Tableauのパラメーターを使って「すべて」を選択する作成手順

それでは実際に、Tableauのパラメーターを使って「すべて」を選択する方法を、順を追って解説していきます。

STEP

手順1:ダッシュボードを作成する

あらかじめダッシュボードを作成しておきます。

パラメーターでサブカテゴリの項目を変えたときに、グラフの変化がわかるようなダッシュボードであれば何でも大丈夫です。

今回は下図のような売上ダッシュボードを作成しました。

STEP

手順2:パラメーターを作成する

ワークシートに戻り、データペインの上部にある▼ > パラメーターの作成 から、新しいパラメーターを作成します。

「サブカテゴリ」を動的に変えていきたいので、下記のように設定しましょう。

  • 名前:▼サブカテゴリを選択
  • データ型:文字列
  • 許容値:リスト
  • 値の追加元▼ > サブカテゴリ を選択

また、今回はリストの中に「すべて」を選択できるようにしたいので、「すべて」を手動で追加してからOKをクリックします。

STEP

手順3:新しい計算フィールドを作成する

手順2で作成したパラメーターの内容でシートが動的に変わるように、下記の計算フィールドを作成しましょう。

★サブカテゴリ_フィルター用
[▼サブカテゴリを選択]=[サブカテゴリ]
OR
[▼サブカテゴリを選択]=”すべて”

STEP

手順4:フィルターに追加する

手順3で作成した[★サブカテゴリ_フィルター用]をフィルターに追加し、「真」のみに✓を入れます。

また、ダッシュボードで使用した3つのシートすべてに適用させたいため、フィルターに入れた[★サブカテゴリ_フィルター用]を右クリック > 適用先ワークシート > 選択したワークシート から、3シートすべてに✓を入れましょう。

STEP

手順5:ダッシュボードでパラメーターを表示する

ダッシュボードに移動します。

任意のシートをクリックし、▼ > パラメーター から、手順2で作成したパラメーターに✓を入れましょう。

STEP

手順6:ダッシュボードタイトルにパラメーターを入れる

ダッシュボードタイトルをダブルクリックして編集します。

右上の「挿入」をクリックするとパラメーターの内容を追加できますので、下記のように変更しましょう。

売上ダッシュボード(<パラメーター.▼サブカテゴリを選択>)

STEP

手順7:完成(動作検証)

以上で完成です!

例えば、パラメーターを「封筒」にすると、下記のように封筒のみのデータに絞られ、ダッシュボードタイトルも「封筒」に変わりました。

また、パラメーターを「すべて」にすると、下記のように全サブカテゴリのデータが表示され、シートタイトルも「すべて」に変わりました。

ちるとも

ちなみに、テキストオブジェクトを使ってダッシュボードタイトルを作成する場合でも、パラメーターの挿入が可能ですよ!

まとめ

この記事では、Tableauのパラメーターを使って「すべて」を選択する方法について詳しく説明しました。

手順に沿ってTableauを操作していくことで、初心者でも簡単に「すべて」を含めたパラメーターを作成できるようになるでしょう。

ちるとも

ぜひこの方法を活用して、Tableauで作成したダッシュボードのUI/UXを強化していきましょう!

これからTableauをより一層使いこなしていきたい人は、今すぐ転職エージェントに登録してスキルアップが見込める会社への転職を検討しましょう。

ちるとも

TableauやSQLのスキルを持つデータアナリストは今後も非常に高い需要が見込まれているので、年収アップできる求人も見つかりやすいですよ!

また、独学でTableauを勉強したい人は『Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック』▼を活用してスキルアップするのがおすすめです。

\ もっとデータ分析スキルを磨いていきませんか? /

ちるとも

現役Tableauデータアナリストの僕がおすすめするデータ分析の本5選については、上記▲の記事も参考にしてみてくださいね!

データアナリストでキャリアに輝きを!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Tableauのパラメーターを使って「すべて」を選択する方法【Tableauノウハウ】

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次