【20代の転職体験談】年収を100万円アップするための具体的な方法3選

20代転職で年収アップ
悩む女性
悩む女性

社会人歴の浅い20代のうちに転職しても年収アップできるのかしら・・・。

悩む男性
悩む男性

今の年収が低すぎて、毎日の生活が苦しいです・・・。

年収アップの転職をしたいと考えている人の中で、上記のようなお悩みを抱えている20代の人も多いのではないでしょうか?

ちるとも
ちるとも

僕の初転職は「退職してから転職」だったので、余計に年収アップできるのか不安でした。。

そこで本記事では、20代で年収100万円以上アップの転職を実現した私の実体験をもとに、転職で年収アップをするために重要なポイントついてご紹介していきたいと思います!

この記事はこんな人におすすめ
  • 20代の転職で年収アップできるかどうか不安な人
  • 今の会社の年収や給与水準に不満を抱えている人
  • 平均年収など20代の年収事情を知っておきたい人

そしてこの記事を読んでいただくことで、年収アップの重要ポイントがわかり、転職で年収を上げるための行動に移せるようになります。

目次

20代の年収の実情

具体的な年収アップ方法に入る前に、まずは20代の年収事情について大枠をチェックしておきましょう。

令和3年の国税庁の資料によると、20代の平均年収は以下の通りとなっています。

全体男性女性
20代前半269万円287万円249万円
20代後半371万円404万円328万円

出典:国税庁『民間給与実態統計調査』

ボーナスも含めた金額のため、月給換算すると20代前半の人は月21万円前後、20代後半の人は月24万円前後といったところでしょうか。

ここから税金や社会保険料、そして家賃などの固定費が差し引かれるため、手元に残るお金は十数万円ほどとなります。

ちるとも
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暮らしていけないほどの水準ではないものの、贅沢な娯楽や趣味をするのは経済的に厳しいというのが現状かなと思います。。

一方で、転職により年収アップを実現した人の割合は20代前半で47.1%、20代後半で42.9%となっており、転職した人の約2人に1人は年収アップに成功していることがわかります。(下図)

増加変わらない減少
全年代平均34.6%29.0%35.2%
20代前半47.1%27.0%24.6%
20代後半42.9%25.0%30.8%

出典:厚生労働省『令和3年雇用動向調査結果の概要』

また、大手求人情報サイトのdodaによると、年齢別の「平均年収アップ額」「平均年収アップ率」は以下のようになっています。

出典:doda『転職で年収アップするのはこんな人 年収アップ成功者に見る傾向と対策』

金額の絶対数こそ他の年代と比べて多くないものの、「年収アップ率」については全世代の中で20代後半が最も高く約14.0%アップという結果になっています。

5年前後のビジネス経験を積んだ20代後半になると、着実にビジネススキルを磨いてきた人とそうでない人とで大きく市場価値に差が開き始める時期です。

年功序列型の会社へ転職してしまうと残念ながら年収アップは望めませんが、成果主義の会社や業界全体が成長している会社へ転職した際、一気に年収が数十%アップするということも全く珍しくありません。

このように、20代でも年収アップのためのポイントを抑えた転職をすれば、大幅な年収アップが十分可能であるといえると思います!

ちるとも
ちるとも

ちなみに、転職成功者(大幅な年収アップを実現した人)は全年齢の中で28歳(27~29歳)が最も高いです!



20代の転職で年収アップを実現するポイント3選

それでは実際に、20代の人が年収アップを実現するために必要なポイントをご紹介していきます。

結論、次の3点です。

年収アップのポイント3選
  1. 給与水準の高い業界へ転職する
  2. 面接で希望年収とその理由をはっきりと伝える
  3. 転職エージェントを積極的に活用する

それでは順番にご説明していきます。

給与水準の高い業界へ転職する

年収は、個人個人のビジネススキルといった(転職の)市場価値によって決まりますが、実はそれ以外の要素も大きく関係してきます。その最たる要素が、「転職する業界(業種)」です。

重要!
  • 給与水準が高い業界や業界全体が成長している会社は、高年収を提示してもらいやすい
  • 給与水準が低い業界や業界全体が衰退している会社は、高年収を提示してもらいにくい

最終的にどちらの会社に転職するとしても、この事実をあらかじめ認識しておくことは非常に重要です!

悩む男性
悩む男性

市場価値の高いビジネススキルを身に付けていれば、どんな業界でも高い年収を提示してもらえるのでは・・・?

このように思われる人も多いと思います。もちろん、高いビジネススキルを持っている人はどんな業界でも重宝され、年収も高くなる傾向にあります。

しかし、給与水準が低い業界や業界全体が衰退している会社は、年収面だけで見ると明らかにコスパが悪いです。

ちるとも
ちるとも

給与水準の低い業界への転職は、僕としては全くおすすめできません。。

2022年末のdodaの調査によると、業種分類別の平均年収ランキングの結果は以下のようになっています。

出典:doda『平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)』

このように、平均年収は業界によって大きく差が開いていることがわかるかと思います。例えば、外食業界から金融業界に転職した場合、約100万円の年収アップが見込めます。

もちろん、年齢や性別、その人自身のビジネススキルなどにもよるため一概には言えません。

ただし、給与水準が高い業界へ転職することで年収アップを実現できる可能性が高まるという事実を認識しておくことは非常に重要ではないかなと思います。

面接で希望年収とその理由をはっきりと伝える

面接の最後に、面接官から現年収と希望年収を聞かれることがありますが、日本人は希望年収を言えなかったり、希望額を控えめに伝えてしまうことが多い傾向にあると言われています。

悩む女性
悩む女性

どうしても内定を獲得したいから、面接の時は希望年収を少し控えめに伝えておこうかな・・・。

悩む男性
悩む男性

本当の希望年収を伝えて、もし最終面接で落とされてしまったらどうしよう・・・。

このように考えてしまう人の気持ちも非常によくわかります。おそらく日本人特有の謙虚さがそうさせているのだと思います。

しかし残念ながら、企業側が希望年収より高い額を提示してくる可能性はほぼありません。もし控えめな希望額を伝えてしまうと、企業側に安く買い叩かれてしまう恐れがあります。

さらに、企業側は数十万円の金額差はさほど気にしていません。企業規模にもよりますが、企業は中途採用をするにあたり年間数百万円(求職者1人あたり約100万円)の採用コストをかけています。

例えば希望年収を400万円ではなく450万円と伝えた場合、企業側は年間50万円のコスト(人件費)が増えることになります。

たった年間50万円をケチった結果、欲しい人材に内定辞退されてしまったら採用コストが無駄になるだけです。

それであれば、年収450万円を提示して入社してもらい、中長期的に自社の売上に貢献してもらった方が企業側にとってもメリットが大きいはずです。

そのため、希望年収は躊躇せずはっきりと面接官(企業側)に伝えるようにしましょう!

ちるとも
ちるとも

個人的には、経験・スキルを活かした転職であれば最低10%以上アップ、未経験業界・職種への転職であっても最低5%以上アップを提示することをおすすめします!

希望年収を伝える際、「なぜその年収を希望しているか?」といった具体的な根拠も併せて話せるように準備しておくと、企業側へのアピールにも繋がるのでおすすめです!

年収は450万円を希望します。現職よりも高い額を希望しているのは、現職で昇給・昇格により年収が○○万円増加する見込みのためです。年収以上の高い成果を出せるように精一杯取り組みます!

年収は500万円を希望します。現職の法人営業の実務経験を活かし、御社ではまず初年度○○万円の受注を目指します。もし未達であれば年収が下がることを覚悟の上、精一杯営業活動に邁進したく考えております。

上記のように、数字も入れた具体的な根拠を伝えることで、企業側に前向きな姿勢を評価され、高年収での内定獲得に繋がると思います。

転職エージェントを積極的に活用する

私の経験から、20代の人が転職で年収アップするために最も重要だと考えているのがこちらです。

なぜなら、転職エージェントを活用することで、以下のようなメリットを得ることができるためです。

転職エージェントを活用するメリット
  • 職務経歴書や履歴書の添削をしてもらえる!
  • 選考の面接対策をしてもらえる!
  • 内定獲得後、自分の代わりに年収交渉をしてもらえる!
ちるとも
ちるとも

個人的には「年収交渉の代行」が最も嬉しいサポートでした。内定通知書を受領した後、自分から直接企業側へ年収交渉するのは気が引けてしまったため、アドバイザーが年収交渉を代行してくれるというのは、精神的にも気が楽でした!

前述した2点についても

  • いま給与水準の高い業界は具体的にどこか?
  • 希望年収とその理由をどうやって伝えたら良いか?

などの疑問に対して、キャリアアドバイザーから無料でアドバイスを受けることができます!

ちるとも
ちるとも

僕がおすすめする転職エージェントについては、以下の記事で詳しく解説しています!

まとめ:転職エージェントを活用して年収アップを実現しよう!

以上、20代の年収事情と転職で年収アップするためのポイントをご紹介していきました。

私も20代のうちに転職活動を2度経験しましたが、活動をしている中で「転職活動は情報戦」「転職活動は事前準備が超重要」ということを強く実感しました。

本記事を読んでくださった皆さんは、20代の平均年収や転職での年収アップ率、そして年収を上げるポイントなどについての情報をインプットしていただけたと思います。

あとは「アウトプット」、すなわち転職エージェントに登録・相談して年収アップの転職を実現するための具体的な準備をするだけです。

転職エージェントのサービスは基本的に全て無料で使えますので、ぜひ1社だけでなく複数社に登録して自分に合う転職エージェントを見つけ、年収アップの転職を実現させましょう!

これから転職を考えている20代の皆さん全員が、転職活動で成功=年収アップの転職 をされることを心より願っています。

データアナリストでキャリアに輝きを!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ちるとも
ちるとも

僕がおすすめの転職エージェントについては、以下の記事で詳しく解説しています!

20代転職で年収アップ

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